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「愛とは何か」を科学する 人が人を愛するとき、脳と心で何が起きているのか?

ローン・フランク/著 枇谷玲子/訳
著作者
ローン・フランク/著 枇谷玲子/訳
メーカー名/出版社名
誠文堂新光社
出版年月
2024年8月
ISBNコード
978-4-416-52300-1
(4-416-52300-9)
頁数・縦
304,12P 19cm
分類
教養/ノンフィクション /ノンフィクションその他
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価格¥2,400

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

デンマーク文化庁の文化栄誉賞(文学部門)授与作品が日本上陸!13年連れ添った夫を癌で亡くした著者は、もっと上手に人を愛せるようになりたいと、愛とは何か探求しはじめる。愛こそが人間を種として特徴づける。また愛は私たち一人一人の個性を特徴づける。ここに鍵がありそうだ。自分自身のことを真に知る最良の道は、人が愛とどう向き合ってきたかを解き明かし、その原因を探すことだ。そのため著者は、自分自身の内情をさらしはじめ、個人的な問いを立てることで、一般的なものの見方を模索する。・なぜ子ども時代の親との愛着関係が、大人になってからの恋愛関係に影響するのか?・「浮気の遺伝子」が発見された?・運命の相手(ソウルメイト)は存在するのか? などなど。溺愛してくれた父のこと、両親の離婚、高校生の時に乳がんで亡くなった母との思い出、父のアルコール中毒と浮気と肺炎による死、年の離れた弟との不仲、夫とのネット上での出会いや、夫と出会う以前の男性関係などを振り返り、自分は他者への共感力が低く、無感情で、回りの人のことなど気にしない冷たい人間なのでは、と不安を抱く。さらに、子どもを持たないのは、大人になることから抗おうとする未成熟な精神の表れなのか、といった極めてパーソナルな葛藤と向き合う。過去の記憶と、心理士のアスガー・ニューマンなどの研究者たちと対話を交わす中で、ネットの登場によるコミュニケーションの変容、心理学における愛着研究の変遷、恋愛による脳の動きや分泌される化学物質など、愛を巡る様々なテーマについて、哲学、心理学、神経科学、生物学、進化学など複数の学問を横断しながらめぐる壮大な精神的旅路。

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